2007年にハワイへ行った社員旅行記。初めての海外旅行で、感想や印象を記載しています。 ANTIDOTE JOURNEY -アンチドーテジャーニー-

悶絶珍道中!?会社トリオのハワイ旅行記

初日:ハワイ時刻23日(金)9:00

ハワイ到着!!

到着ーー!!

来ましたよ、ハワイ。

来ました…
が、何かずいぶんと寂れた雰囲気の空港(?)だな…(;゚-゚)

着いたところはまるで現在は使われていない広々とした雑居ビルのようだった…

…どうやら、バスでちょこっと移動することになるようだ。
着いた日本人のご一行はぞろぞろと使い込まれたバスへと乗り込む。

んー、朝9時の時点ですでに日差しが暖かい…!
もう早速ハワイの常夏気分…!

と、言いたいところなのだが、今更のように津波の如く訪れてきた眠気により、
そんなに印象は鮮烈ではなかったのを覚えている…


ガタゴトと馬力の足りなそうなバスに揺られて辿り付いた所が、今度こそ本格っぽい空港であった。
俺らが着いたところはただの通過用建造物だったのか…?

ともかく、そこで日本から一緒に送られてきたであろうスーツケース待ちをしていた。
回転寿司のように色んな人のスーツケースがぐるぐる回っているのだが、これがなかなか自分のが来ない。

あまり来ないと、別の場所に送られた…!?とか不安になるのだが(Takさんが現に一度あったらしい…)
ちょっと待っていたら…

おうおう来ました、ハンズで買った愛しのマイスーツケースが…!!(・∀・)

手荷物を整え、入国の手続きをサラッとパスして
(受付の人は当然外人で、英語かカタコトの日本語しか使わないためやはりちょっと緊張の場となる)
一行はいよいよ表へと出る。


うぉー、来たぜ、あったけー!!

外では旅行代理店の人が待ち構えていて、
同じ旅行代理店を使っている人は皆同じバスに乗って送られるらしいのだ。
バス待ちをしている間、ハワイでの第一回目となる撮影を行う。


見慣れない植物がまた別世界気分を引き立たせる(・∀・)

何か異様にながーい車が走っているのが目立つ。
おいおい、あれがリムジンか…?
ながっ… てか曲がる時の内輪差が怖くないか…?

早速変なところでカルチャーショックを受けながら、俺達はバスに乗り込み、
一路アロハタワー・マーケットプレイスという場所へ向かうことになった。(なぜか強制的に)

ハワイでは、もちろん車の通行は日本とは逆で右側通行。
右折は楽だが左折がめんどくさいという、日本の常識で考えたらあべこべな世界なので、
俺が運転したら間違いなく初め車線間違えそうになるんだろうなあー。

まあこの旅では車をレンタルする予定はなかったんだけどね…

'OLI'OLIバスで、まずは拠点となるホテルへ

さて、着いたアロハタワー・マーケットプレイスには文字通り、
ハワイのシンボルマークのアロハタワーと洒落たショッピングモールが展開されていた。

係の人がみんなで記念撮影とか話していたけど俺ら三人は軽くスルーして勝手に違う方へ行こうとする。
そうしたら係の人が慌てて追っかけてきて
旅の拠点となる『'OLI'OLIパーク』という場所の位置を教えてくれた。
そこで、日本で予約したオプションツアーのチケットが受け取れるとのことなのだ。
それを受け取りに行ってツアー料をドルで支払い、俺らはグルッとマーケットプレイス内を歩くことにした。

まだ10時前だからなのか、店はどこも閉まっている。
(そもそもハワイでのお店の主な開店時間なんて知らないが…)

しょうがないので、記念撮影だけして、さっさと俺達はホテルへと向かうことにした。


とにかく清々しくて綺麗で洒落たショッピング街だったのだ


無意味にカッコつけたショット


よーく見るとタワーに『ALOHA』の文字が…

このハワイの街中ではこのアロハタワーをスタート地点として'OLI'OLIバスなるものが走っていて、
俺らの使った旅行代理店ならではのものなのか、
そこから貰ったカードを見せればいつでもどこでもタダでそのバスが利用できたのだ。

しかも8分間隔くらいで停留所に来るので、本当に使い勝手がある。

俺らは早速そのバスに乗って、ホテルへと向かうことにした。
窓というものがなく、サファリパークのミニバスのように
ちょっとした柵が設けられているだけだったので気持ちは良かったんだけど、
これ…ヘタしたら大怪我しないか…?


なぜかみんなして口が「オウッ!」ってなってた可愛いショット

でも、360度まわりを見渡せるような快適な眺めもあったので、
ホテルへ向かう20~30分くらいの間、色々とハワイの街並みを堪能できた。

『ワードセンター』というショッピング街や、
『アラモアナ』というハワイ最大のショッピングセンターも通り過ぎる。

思ったのだが、ホノルル近辺はやけに高いビルが建ち並ぶ。
ホテルなのか何なのか…
建設中のビルもチラホラ見られたが、それも高く造られていたなあ…

全体的に、建物の規模がばかでかいものばかり並んでいたような印象だった。

そして、空気が美味しい(池袋の空気に慣れちゃった身としてはねえ…)。
海の間近だったんだけど、海独特の潮の香りはあまり感じられなかった。


こうして、俺達は目的の『パシフィックビーチホテル』に辿り着いた。

ここも正面から見たらデンとでかくそびえ立った建物だったけど、
でもこの近辺の他にも沢山並ぶでかいホテルの一つと見たら、特別大きなものではなかった。

俺達は若干の日本語が何とか使えたようなフロントの人に'OLI'OLIカードを見せてチェックインを済まし、
自分達の部屋へと向かう。
17階建て中の17階だった。
さすが会社のお金で来ただけのことはある!(・∀・)

俺達は部屋に入って、休憩もそこそこに、時間がもったいないということで早速、
まずは誰しもが避けては通らぬ『ワイキキビーチ』へとくり出すことにした。
まずは何てったってアイ… ここでしょう!!

ワイキキビーチ近辺の雰囲気

外は、日本で言えば初夏ぐらいの気候と言えるのか、照りつける太陽で暑くはあるんだけど
そこまでムシムシギラギラとした感じではなく、むしろ爽やかなくらいだった。

風が心地良く、海沿いのおかげもあったのかな?

信号の形の日本との違いに、早速異国らしさを感じる。



なぜかやたらと歩行者用信号が赤になるのが早い!( ゚Д ゚ )

青になった直後に、もう点滅しだす。
よくある、ちょうど今青だから渡っちゃおう!!という機会はまず、訪れないのである。
日本との違いは、日本では青が点滅して赤になるが、
ハワイでは赤が点滅し出して赤が固定する、という形であった。


そうそう、そういやハワイで、気をつけなければならない事があった。
ハワイに行く人はちょっと気をつけた方がいいかもしれない。
俺もよく出くわしたので…



これが問題の写真。

旅行者が色とりどりの鳥を肩に乗せてもらえたり、写真を撮らせてもらえたりする、
一見ほのぼのとした光景…

こういう何羽もの鳥を身に着けて(!?)歩いている外人さんって結構見かけるんだけど、
これ、実は後でお金をとられるんです。

法外な金額を要求されたりすることもあり、詐欺とも言われたりしているほどの…

ヒョエ~~~!!(゚Д゚;)

確かにこの写真の旅行者達も、金額の程は定かではないが後でしっかりと要求されていました… 

うわ… マジかよ。

TakさんはOgaさんを撮るフリをしつつ、しっかりとこの光景を撮っていました…
さすが(´▽`)



さて、話を戻して…

辿り着きました!!ワイキキビーチ!!




うひょ~~。


Takさんは飛行機の疲れもあったのか、真っ先に横になって陽を一身に浴び始めた。

ふと、ここで突然見知らぬお姉さんに声をかけられた

俺はお姉さんのはにかんだ笑顔と共に小悪魔のような誘惑の言葉にふらっ…と誘われ、
ここでひと夏の(春前だが)アバンチュールをすることに…

当然なるはずもなく。

先程の写真の右下を見てもらえば同じものが載っているが、
あのチューブマットなるものをくれる、らしいのだ。

まあ確かにああいうものは処分に困る、
持ち帰るよりはビーチに来たての数人のグループにタダであげた方が得策だ…
ということなのか。

俺達は気軽にそれに甘んじて、青いチューブマットを貰ってしまった。


まあ、それはいいんだが…

何でそれを俺が膨らましてんだ??


しょうがないので、開き直って俺は無い肺活量を駆使して、
ばかでかいチューブマットを何とか完成させる。


俺が膨らましたんだ!!

俺が堪能するぞ!!


ってなわけで、俺がそれを堪能して、海からビーチを撮ろうとしてた時のOgaさんアイ。


そしてそのビーチを撮っていた俺アイ。


この時は頑張って、水中でカメラ撮影をしたりもしたのだが、
残念…
出来た画像は全面水色ほぼ一色の、何が何だかよく分からない一枚が出来ただけだった…。


それで、2~3時間くらいかな…
ビーチを堪能して、あまり居ると焼け過ぎてしまうということで、退散することにした俺達。

あの青いチューブマットはもちろん他の知らない人に回しました(・∀・)


ホテルの方に戻り、少し腹が減ってきたということで、近くにあったマクドナルドへ。
俺は好物のフィレオフィッシュバーガーを食うことは決めていたのだが、そういや…

英語で頼む際、「単品で」ってどう言やいいんだ??


とそんなことに困っていたら、カウンターの人。

「タンピン?」

日本語で言ってきたじゃねえか… さすがだ…


ここは、本場アメリカ領…
出てくるバーガーはとてつもないビッグサイズで出てくるのか…!?
と思えばそんなことはなく、普通の大きさだった…。

Ogaさんの熱望によりなぜか水族館へ

その後俺達は、Ogaさんの熱い要望により、水族館を目指すことになる。

水族館へ。

男三人、ハワイまで来てなぜか水族館へ。

しかしOgaさんは自身でそれ関係のホームページも作ったりしていたくらい
造詣が深くて興味があるモノだったらしいのだ。

まあ特に嫌ではないし、個々の行きたい場所にお互い付き合ったりするのも大事だと思うので
反対することはなく俺らは徒歩で水族館を目指すことにした。

パシフィックビーチホテルからはそう遠くない距離にあるのだ。


行く途中、何やら木からツタみたいなものが大量にぶらさがっていたのが印象的だったな。



後から入れた知識によると、あれは木の根にあたる部分らしいのだ。
枝から根っこがあんなに長く生えてきているなんて… ううむ不思議な感じだ。



辿り着いた水族館はそう大きなものではなく、カウンターの人に謎のリモコンを手渡された。
それぞれ水槽にふってある番号があって、
その番号をリモコンで入力するとその水槽の説明みたいなものが声で聞ける代物らしい。
ちゃんと日本語で。

Ogaさんはもちろんじっくりと堪能しながら回っていたけど、
俺とTakさんはそこまで興味があるわけでもないので
撮影をしながらザッと見渡す感じで回っていたな。

 

  

でも心が妙に安らぐような、癒されるような、それでいてときめくようなシーンが堪能できたりした。

ちょっとした広場で陽を一身に受けたショットを撮ってもらったり、
オットセイのショーをやっていたのでそれを見たり、そんな感じで回っていた。

帰り際、Ogaさんが水族館グッズを買うというので俺もそれに付き合って、
店員さんと会話で奮闘したりしたっけなあ。

その店員さんは全く日本語が分からなかったので、Ogaさんはカタコトの英語で何とか交渉して。
まだ通貨の扱い方とか熟知していなかったので支払いをするのが難儀したけど、
その店員さんは親切で、ひとつひとつゆっくり数え上げるようにしてお金の払い方を教えてくれた

あれはほんと温かみあってほのぼのとした時を過ごせたなあ…。

お金は、特にセント(小銭)の扱い方が初め分からなくて、
初めのうちの買い物はとりあえず紙幣を出して済ませていた。
紙幣さえポンと出せば間違えないし、ただその代わりお釣りのセントがだんだんと膨れ上がっていくという…

アラモアナショッピングセンター、ワードウェアハウスでウインドーショッピング

さて、水族館を後にした俺達は、この後はほとんど買い物で一日をつぶすことにして、
一路'OLI'OLIバスで『アラモアナショッピングセンター』の方へ向かうことにした。
二日目や三日目はオプションツアーが入っていたので、ここらで買い物は済ましておこう、と考えたのだ。

土産物などはもちろん最終日に買うことにして…

ハワイは買い物の街とでも言わんばかりに、メジャーどころはとにかくショッピング街が多い。
ワイキキ付近もそうだし、ナイキショップ方面や、アラモアナ、ワード、アロハタワー…
どこもショップだらけだ。
買い物やウインドーショッピング好きな人にはたまらないところだろう、と思う。


アラモアナでは待ち合わせ時間を決め、各々自由行動をとることにした。

俺は特別目的の買いたいものは無かったので、いきなりここで『ラーメン』なんて食しだす。
Ogaさんの事は言えないな、俺もハワイまで来てラーメン!!

あまり味の方は期待していなかったんだけど、予想よりも結構美味かった(・∀・)
ニンニクがかなり強めだったけども…

その後、一通りセンター内を歩いてみようと思ったんだけど、これがでかい!!
ヘタしたら迷いかねない。
気分的に何となくお台場のDECKSを思い起こさせる、洒落た雰囲気のところだった。
ブランド物、メーカー物の店がズラッと建ち並ぶ。



どこまで行けば回り切ったことになるのかよく掴めないまま
ザッと見渡したりチラッと買い物したりしながら歩いていたら、
あっという間に待ち合わせ時間が近づいてきたので、指定の場所へと急ぐ。

Takさんがじきにやってきたんだけど、Ogaさんがなかなか来ない…

あの怪しい風体だからどこぞのデンジャラスな人にでも捕まったか!?と、
遅さに待ちかねて俺が捜索に出かけたら、帰った時にちゃっかりと来ていた。

人騒がせな…


そして俺達は、日も暮れてこれが最後のショッピングとなるであろう、
『ワードウェアハウス』へと向かう。

この頃にはOgaさんが疲れたのかグロッキーになっていて、目立つところで休んでいるというので
俺とTakさんだけがセンター内を回ることした。

まあアラモアナに比べたら規模的には及ばず、俺達はたいして時間もかけず一通り回って戻ってきた。

んー、あまり収穫もなかったかな…

アツき夜を背にしてその日は撤収

時間的には20時くらいになっていたかな…
ワイキキの方に戻ってきたんだけど、これが凄かった。
まるでハワイの一日はこれからだ!!と言わんばかりに街中が人でごったがえして、
活気に満ち溢れている。

電灯の代わりにそこらじゅうに松明の火が灯っていて、あれはいつ、誰がどうやって着火させたのか…
何やらアツい夜の雰囲気を醸し出していた。

そうか…燃えるようなとろけるようなアツい夜を過ごせよ!!
というこれはハワイからのメッセージなのか!?

とそれをそのままTakさんに話したら笑われた。

Takさんはまた一通り街を回ってくると言うが、俺とOgaさんは早々にホテルへと戻ることにした。
俺は寝不足を意識して、翌日には朝からオプションツアーに行かねばならないのもあり、
もったいないけど早めにこの日は寝ておくことに決めたのだ。

夜遅くでもホテルにあるABCストアーはやっていたので、そこでバドワイザーを買ってから戻る。

…と、いきなりここで身分証の提示を求められて驚いた。
日本の免許証などで大丈夫だったのだが、アルコールの購入には身分証の提示が必要らしいのだ。

早速ホテルの17階のベランダで、Ogaさんと乾杯といく。

眺めが良くて、風も心地良くて、気持ちいい。
昼間は暑くても、夜はムシムシすることなく、半袖で寒くも暑くもないちょうどいい感じだった。

Ogaさんはちょっと付き合ってくれてからすぐに寝てしまったが、
俺は街の音を聞きながらバドを独りで飲んでいた。
これが何だかやたらと美味かったなー。
1本じゃ足りなくて2本目も買いに行ってしまったくらいで…

そして、一通りたいらげて、俺は寝ることにした。
その頃になってかな、ようやくTakさんが戻ってきたのは…

こうして、色々あって長々としたハワイでの初日は終えたのだ。

コンテンツ一覧

Page top