2008年にグアムへ行った社員旅行記。二回目の海外旅行で、感想や印象を記載しています。 ANTIDOTE JOURNEY -アンチドーテジャーニー-

暑く、熱く!!5人組のグアム旅行

プロローグ

平成20年、3月の7日から10日にかけて、
我が会社の制作部から俺とOgaさん、
営業からはIshiさんとMatsunさん、Hujさんという去年とは違って5人という大所帯で
(しかも食あたりを起こしそうな組み合わせで)グアム旅行に行ってきた。

個人的には二回目となる海外旅行だけど、思えば営業の人間と組んだ旅行は初で、
更には今回も戦列に加わった我が社屈指の個性派の男、Oga氏も同行!!
これはまたもアツい珍道中を期待出来るに違いない!!と思って臨んだ旅だった。


その思いは、おおよそ期待を裏切るものではなかった……

初日・7日(金)6:30

初っ端から足並みを乱す男・Matsunさん

去年は仕事を中断して旅行に踏み切った形だったが、今年は違った。
工程的に早朝から成田まで向かって、飛行機に乗り込む手はずになっていたのだ。


起床は、AM4:30!!
普段は8時過ぎ起きというナマケモノみたいな生活をしている俺からしたら、この起床時間は辛かった!!
しかもこの時ちょっと風邪気味な感じだったので、なおさら体調に気をつけて向かう羽目になった。


待ち合わせの日暮里駅に着いて……早速、ハプニングは起きた。

「えぇっ?!Matsunさん、遅刻!?」

営業のMatsunさんが寝坊したため待ち合わせ時間には来られず、
指定席を確保したスカイライナーには乗れない、ということになったのだ。

寝坊とかベタとはいえこんな時に起こすかそういうミスを!!


まあしょうがないので、(Matsunさん、飛行機乗る時間に間に合うのか…?)という一抹の不安を抱えつつ、
集まった四人だけでとりあえずはスカイライナーに乗り込んだ。

前回はここで俺が面白いネタを披露して盛り上がったりもしていたが(ハワイ旅行参照)、
さすがに今回はそういうくだりはなかった…
そんな何回も体を張れるか!!


てなわけで、適当に談笑したりしながら一路成田に向かっていたわけなんだけども…


まだ旅行前でウキウキ気分だった俺とIshiさんのショット。俺の表情が我ながら可愛すぎる


ゴホゴホッ、ゴホゴホ!!


ここで一人、咳き込む人間が一人…他の誰でもない、俺である。

そうだ… 考えてみたら、この車両は喫煙車だったんだ!!

ちなみにこの旅行者五人の中で、煙草を吸わないのは唯一俺だけなので、
空気を察して俺が喫煙車で了解ということにしたのだ。
まあ普通は空気を察するなら逆だと思うんだけどもね(笑)

まあ、自ら選んだ道だったので特に不快感を表すことはしなく、そうこうしているうちに空港に辿り着いた。
さすがはスカイライナー…

日暮里と成田の距離を一時間に縮めてしまうとはビバ・21世紀ですよ!!
(とか言ってこのページを仮に300年位後の人が閲覧したらこれも鼻で笑われてしまうのかね~)



さて、空港で時間をつぶしてMatsunさんを待っていたわけなのだが、思ったより早く彼は空港に到着した。
スカイライナーは前日の予約が必要なのかと思いきや、普通に当日券でも来れるものだったらしいのだ。

営業・制作入り乱れた5人のメンバー紹介

ここで五人揃ったところで、今回の旅行メンバーをあらためて紹介しよう。

まず、制作部であり、去年もハワイ旅行で同行したOgaさん
コンパクトなボディから発する毒舌は相も変わらず、
彼はMatsunさんのことを何と呼んでいたか…これは書けないな。
ヒントは『ドリフ』ということにしておこう。
彼は『魚』だけじゃなく『写真』にも興味があるようで、
今回は何と使い分けで二種類ものカメラを持参してきた。

そして、営業部であり、年齢が俺とタメなんだけど、
勤務歴は五人の中では一番長いIshiさん
結構仕事では俺と絡むことが多くて、色々と世話になっていたが…
この男、夜は結構デンジャラスなガイに変化するらしい。
そのあたりをこの旅では俺は特に期待していた。
あまりアクティブなイメージではないが…

そして、営業部であり… ハワイ旅行記にも実はちょっと名前が出ていた彼、Hujさん
この男がとにかく何かをやらかしそうで、この旅で一番注目をしていた。
お気楽極楽な主義で(俺的先入観だと彼は絶対Oだ)、
ひょうひょうとしていて、何を考えているのか分からん…
てか彼がグアム行きを決めた理由すらも俺はよく分からん!!
(確か俺が強引に取り込んだったような気もするけど)

そして、またも営業部であり、初っ端遅刻をぶっかました、
正直未知数の最も高い彼… Matsunさん
実は彼はこの時まだ入社して4~5ヶ月ほどしか経っていなかったのだ。
しかし旅行の打ち合わせ時から察するに
この旅行に最も乗り気だったのが俺と彼だったので、
結構密に絡む機会はあるかなーという気はしていたけど…

最後に、
なぜか今回、率先してグアム旅行の手続きを進めていく間にリーダー扱いになっていて、
旅の予定や計画等は頼りないながらも俺が仕切ることになっていた。
まあ今回、メンツがメンツだったという理由もあったけど…
いい大人五人が揃っているから何とかなるとは思ってはいたが、
正直大丈夫か!?と我ながら少し不安ではあった…。

営業部・制作部の"空気の違い"

さて、出国手続き等に関しては前回のハワイの時とそう違いはなかったのでカットさせていただく。

どうもメンツ的に今回は「セカセカタイプ」より「おおらかタイプ」の方が多いのか…
工程をあまり急がずゆっくりまったりとやってきたせいか、
搭乗時間までハワイの時ほど時間が残されていないことに気付く!!


いや、薄々気づいてはいたんだよな…

『制作』と『営業』の空気の違いに!!

一概に全てがとは言えないが、どうも制作の方がキチキチッとしていて、マジメなイメージだが、
逆に営業はラフで、細かいことはあまり気にしないゆったりのんびりタイプの方が多いことを
何となく肌で感じるのだ。

これも職人肌みたいな、ハダというやつなのかねえ……


それはともかく、俺含め他のみんなは朝から何も食べていなく、
このままだと機内食までずっと我慢しなくてはならないのはさすがに辛いということで、
ゲートの手前にあるキオスクみたいなところで、各々パンやおにぎりなどを買ってほおばり始めた。



俺はまたも今回の旅で腕時計を買った。
しかも去年の経験を生かして、今回はちょっと奮発して2000円弱のを買った……
10気圧防水時計!!(しかも方位磁石付き)
これなら水害で壊れることは早々あるまい、と早速装備したのである。



そして、いざ、搭乗ゲートを超えて飛行機に乗り込もうとしたところで…

先を歩いていた俺とOgaさんが、ふと後ろを振り返ってみると、
営業の三人が後方でゲートの方に何やら不審な目線を送っていた。

ん?何ぞや?
と思って、俺たちは引き返して三人のところへ戻ってみたんだけど…

営業の人からこんなことを言われた。

「あの携帯って、Ogaさんのじゃないんすか?」


へっ!!?


見ると、ゲートのカウンターのところに一台の携帯電話が、いかにも落し物的な扱いで置かれていて…

するとOgaさんがいきなり、「すみません」と言って携帯を受け取りに行き…



置き忘れたのかよ!!



ビックリした。
これで営業の三人が仮に気付いていなかったらどうなっていたか…

うわ、かなり面倒なことになっていそうで想像したくないな…

Ogaさんはこのことを俺のHPのネタにされることを恐れて嘆いていたが(そっちかよ)、
ハイ、ご希望通りしっかりとネタにさせて頂きましたよ!
ありがとうござーい。


てなわけで、俺たちはあらためて飛行機へと乗り込んだのである。

グレードアップした添乗員・食事の質!

飛行機に乗り込んで、今度は俺が恥をさらす番になった。

あれ? 添乗員がみんな日本人だぞ…

馬鹿な、去年は確かみんな外人だったはず…


何のことはない、
航空会社が去年は外国のもので、今年は日本のものだったというだけのことだったのだ!!

ハワイ旅行記ではこれは外国に今のうちから慣らせておかせる計らいなのか
とかアホなことをぬかしていたが…
自分のアホさ加減にゲンナリ……。

いや、これがね、ひいきというわけじゃないんですが違ったんですよ、
去年とは添乗員も、食事の質も……!!

出てきた機内食は今回はこんな感じだったんですが…



食ってみると、おぉぉおおお、美味え!!

メインの食材がしっかり温まっていて、全体的に美味しさが違った。
いや、普通に食事を頂きました、という感じだった……

や、やるな…J○L!!

前回は同じく食にゲンナリしていたOgaさんも、今回は食の美味さに手放しで喜んでいた。
そういや去年は初めての旅行で離陸時にかなりお互い緊張していたけど
今回はさすがに二回目だからかそこまででもなかったな…

去年はハワイまで片道9時間という超長旅だったのだが、
今回のグアム行きは片道3時間半とのことなので、そのへんも気軽さが段違いに違ってはいたのだ。

そんな中、俺の隣に座ったこの彼。


爆睡していたMatsunさん


…寝てるよ!!


この短時間でも寝られるかあ…… てか寝坊したはずでは、アナタ。
9時間の旅でも一睡も出来なかった俺としてはちょっと羨ましかった。

グアム到着!!…も、早速出鼻をくじかれる

そんなこんなで、今回もMP3で音楽を聴いたりしていたら… 結構あっという間に着いたのだ。

グアム!!

とは言っても、起床から考えたら8時間半… それなりにあれこれ時間はかけてたんだけどね。


早く空港から出て『そのグアムの煌きし光景に全身で包まれたい』と、
急ぎ足で入国手続きを済ませていたのだが…

ん?
後ろを振り返ると、IshiさんとHujさんが来ない。

俺とOgaさん、Matsunさんはスーツケースを受け取る場所まで来ていて、しばし二人を待っていたのだが…




……


………


来ない。


しびれをきらしたOgaさんは、一人で先に行ってしまい、俺とMatsunさんだけが残されたのだが…

逆に先に行ったのかと思い、届けられたスーツケースの並びを見てみたら…
Hujさんのスーツケースがあるのが確認できた。
確実に俺たちより後ろにはいるわけだ。

かれこれ30分~40分くらい待っただろうか、俺はどこかしらでとっ捕まったかと内心不安だったのだが、
対照的にMatsunさんはのんびりと構えていて、
「いやー、後ろの方ってだけじゃないですか?」と、歯がゆいくらいの落ち着きよう。

しかし、結局彼の姿勢の方が正しかったのか、その後IshiさんとHujさんは何事もなく普通にやってきた。

「遅い!!」とばかり俺は喰ってかかったのだが、
二人は「出るのが最後のほうになっちゃったから仕方ないんですよ」と全く悪びれた感じもなく…

うーむ……
再び感じる、この空気の違和感……

ちょっとこの先に一抹の不安を抱えつつ、
しかしようやくこれで改めてグアムに到着したというわけで、
Ogaさんとも合流し、一同は空港の入り口から解き放たれた外界へと身を躍らせたのだ。

グアム島・ホテルの光景



ヒュー!!来ました、この暑さ、この南国的光景!!

ハワイと比べるといささかショボさ感を感じなくも無かったが、
まあ池袋の無骨な人ごみとビル群の街と比較したら別天地で、
俺たちは意気揚々と出迎えてくれたホテル行きのバスに乗り込んだのだ。


バスに乗って、5~10分くらいだったかな?
わりと急めな坂道が入り組んだ、その真っ只中に俺たちの泊まるホテルはあった。

ウェスティ~~ン!!

結構上モノのホテルをチョイスしたんです。

手続きを済ませて、とりあえずはこの邪魔っけな荷物を早く何とかしようと
エレベーターに乗り込んだのだが、階数表示は何と21階まであった。

おおおぉぉーー!!!



そして、俺たちの泊まる部屋は、9階!!

おおおぉーー……お?


あれっ… 指定はしなかったとはいえ、大したこと無いな……


まあともかく、俺たちはすぐに我が部屋へと身を潜らせた。

おおおーー!! ありました!!!
ウェスティンホテルに宿泊を決めた第一の理由となった魅力…
当ホテルご自慢の、ヘブンリーベーーッド!!



この分厚さですよ。

『情報士』Kashiさんから得た情報によると、
ヘブンリーベッドは普通に買うことは出来るのだが、20~40万くらいはするとのことらしい。

ぬあ、40万ですか…

このグアム旅行3人分はまかなえちゃう金額なんだけど…!

この布団の厚みは金額の厚みでもあるのか…
と、その身をダイブさせてみると、おぉっ、身体が沈む沈む!!
それでも思ったより布団は硬めな気はしたが、でも今まで寝たことの無いものだった。

 

ひとしきりベッドに興じて、ベランダからの光景を堪能した後、
俺とOgaさんはこれからどうしようかとばかり、営業の方の部屋に行ってみた。

予約は一つの部屋に5人は泊まれないということで二部屋とってあったのだが、
その二部屋は一つの扉で区切られただけで自由にお互いの部屋を行き来できる
コネクティングルームという特別仕様だったので、実質一部屋に5人も同然だったのだ。


隣の部屋で営業は……

うげっ、何かHujさんとかがどこかと電話している!!

まさかと思いきや… やっぱりそれは会社とだった。

え…営業はこれだから辛いよな……


はるか飛行機で3時間半の遠方の地まで来ても
会社の呪縛からは逃れられず怨念のように絡みついて
常夏の島までをもむしばんでゆく……!


と、会社の金で来ておきながら勝手なことを思う俺


ひとしきり落ち着いた後、時間的にはグアム時刻で16時位…(日本との時差は+1時間なのです)
俺たちはとりあえずグアムとはどんなところなのか、を知るべく、
まずは何にしてもメインストリートを闊歩してみることに決めたのだ。

恐るべしグアム、恐るべしグアムのラーメン屋



メインストリートも石段こそ無いものの伊香保みたいに坂道が多く構成されていて、
その坂を下るように歩いていたら、急に俺たちの前に立ちふさがる者が現れた……

モンスター… もとい、呼び込みの黒いおっちゃん。

「シャテキ、シャテキどう、おニイちゃん。ヤスいよ。オッパッピー。」

ただ誘うだけでなく、何だこのユーラモスな感じは……

ここは大阪か!?と妙なところで苦笑しながら歩いて辺りを眺めてみると、
やはり怪しげな看板も結構目立つ。

『回転寿司・回転焼肉』


いや、絶対美味くないぞ、ここ……

『ストリップ』『裏DVD』

……いや、まあ堂々としたもんだね……



いや、それにしてもどうしてこうもその辺の看板は、配色的に怪しげに作ってあるものばかりなんだろう。

…職業柄ね……

原色の赤の地に、緑色の、黄色いフチの付いた文字とか、いかにも『海外色』な感じが逆に足を遠ざける……

まあこれも異国らしさといや異国らしさなのか、Matsunさんは逆にそういう怪しさが好きみたいで、
あれ行ってみませんか、あれ行ってみませんか、と好奇心をむき出しにしていたっけかなー。


そして俺たち5人は少しお腹が空いてきたということで、
そのへんにあったラーメン屋でとりあえずは腹ごしらえをしようという話でまとまった。
まとまらせたのはMatsunさんなんだけど、チョイスしたのがラーメン屋ってあたりは…
グッジョブだ!!!

俺たちはその『海外色』丸出しの一軒のラーメン屋に入って、各々ラーメンを頼んだ。
俺とMatsunさん以外はあまり乗り気じゃない感じもしたが、
実際入ってみたらみんな結構ガッツリと頼んでいたっけかな~。

待ち時間の間に、ちょっと手を洗おうとトイレに行ってみたんだけど……

ゲッ、汚い!!!

まるで山の中の忘れられた便所みたいに、清潔感というものがまるで無かった…
こりゃ、手を洗ったら逆に汚れそうな気がする……
と俺は早々に何もしないでトイレを後にした。



気を取り直して、ラーメンを食してみて……

ん、思ったより悪くない…。

Matsunさんはご機嫌で、「いいねえ~~」と何か凄い楽しそうだったので
「どうしたの?」と話を伺ってみたら、
ラーメン屋で黒人の人が鍋を振るうその光景がいかにも異国らしくて面白いらしいのだ。
彼曰く、ラーメンも中途半端に美味しいとかまずいとかじゃつまらない…
極端に美味いか極端にまずいかのどちらかであって欲しい!! と言っていたが…
まあ確かに分からないでもないけどそんなに人生に起伏を望むか!!

しかもラーメンは結局その『つまらない』部類だった中途半端に美味いという味だったし……

ふと、Ishiさんが何かしらうめいていたので、耳を傾けてみたら、
「何か天井から降ってくるんすけど……」
とか言っていた。

まじか!!!

ど…毒水…!?


異国のラーメン屋、恐るべし……

またも行くことに……水・族・館!!

その後、外に出てこれからのことを話し合って、結果IshiさんとHujさんはホテルへ戻ると言い、
俺とOgaさんとMatsunさんは『UNDER WATER WORLD』という水族館に行ってから戻る、
ということで二手に分かれたのだ。

水族館行きを決めたのは…
まあ、ハワイ編を見て頂ければ、誰が提案した話なのかは言うまでもあるまい…

ここでもまた、男三人でグアム of the 水族館へと訪れることになってしまったのである。


入場料を渡して、入り口のところでさりげなく三人で店員さんに記念撮影をしてもらい…

しかしこの記念撮影が、あとあと俺の首を絞めるものになろうとはこの時は気づく由もなかった……!!


俺たちはカウンターで借りた機械で、色々魚の説明を受けながら先へ進んでいったのだが……

おおーっ、何だこの光景は!!

 

ただ事ではなかった。

まさに水中トンネル……
もう目と鼻の先を元気に魚が泳ぎまわっていて、中にはばかでかいエイやサメと思しき魚まで動き回っていた。
普通、魚は上から見下ろすか横から眺めるかして観賞するものだろうが、
ここの凄いところは上も水の中なので、下から見上げた魚の泳ぐ姿が見られるという点…!!

360度水中、まさに魚の王国だった。

こりゃハワイの時とはえらい違いだな…
と、Ogaさんを振り返ったが、あれっ、Ogaさんがいない。

何か後方で、パシャパシャとシャッター音だけがこだましていたが、
彼はもう魚しか目に入らないカメラマシーンと化してしまったのだろう……
まあ俺やMatsunさんもこれだけ凄さに驚いたんだから無理もないか。

見ると、通路の至る所にソファーが設置されていて、座りながら魚を観賞することも出来るらしい。
こりゃいいサービスだ…と思ったらそれだけではなく、
この水族館、夜は何とカップル用にソファーに座りながらお酒を飲むことも出来る様になるらしく、
一つのデートスポットに変化するシステムになっているらしいのだ。

これは凄い!!

ただでさえ魚を見ているだけでも何時間も飽きないほど観賞に熱中出来そうだというのに
(大げさではなくほんとに楽しかった。)
夜は異性と飲みながら魚たちを眺めて話に花咲かすことが出来るというのだから、
これは確かにグアムの中でも主要なスポットの中の一つになっているのも頷ける話だ。


ザッと見回ったか、俺たち三人は小一時間ほどこの水族館を堪能して、そのまま出口にまで向かった。

と、その観賞コーナーの最後にこんなものが設置してあるのに気付いた。





ん… 何だろう、と思い、無心のままそのふたを開けてみたら……

一気にテンションが下がってしまった。

何と向こう側は一面が貼られていたのだ。

向こうには、間抜け面をした俺がこちらをぽかーんと覗き込んでいた……

そういうことですか……

何だか胸にドスンとぶっとい釘を刺されて出てきたような感じだった。

いてえ… こいつは痛すぎるよ!!


しかも追い討ちをかけるように、水族館の入り口でさりげなく撮られた俺たちの写真が
ディズニーランドのスプラッシュマウンテンのように出口のカウンターで表示されていたんだけど、
それを見て、ゲンナリ……


俺、Tシャツのシワの寄り方から
腹が張ってるのが丸分かりになってるぅー!!

何て見るのが辛いショットなんだ。

まあ腹部削減修行(ダイエット)を中途半端のまま遂行せず、
そのままグアムに来てしまった俺の自業自得の結果なんだけど…


苦痛のショットを抱えたまま(結局それでも買った)俺たちは水族館を後にした。

思ったより充実したひと時だった。

そのままさすがにホテルに真っ直ぐ戻ったんだけど、
戻ってみたらIshiさんもHujさんも寝ていて、まだ時間は21時とかそんな時間だったんだけど、
聞いたところIshiさんもHujさんも今日は一睡もせず旅行日当日を迎えたとのことだったので、
無理もないか… と思い、俺もそのまま部屋に落ち着くことにした。

バドワイザーを買ってきていたので、ベランダでMatsunさんと色々会社のことについて話したりしていた。

そのあとIshiさんが起きたりもしたんだけど、結局時間も時間になっていたということで、
この日はそれ以上何をするでもなく、各々ヘブンリーベッドに身を投じたのだ。

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