初めて海外旅行する方向けに、準備、持ち物、手続き・費用等を記載。ANTIDOTE JOURNEY -アンチドーテジャーニー-

初めての海外旅行マニュアル ~ハワイ編~

※あくまで、管理人が2007年時、ハワイへ行こうとした際のことに基づいて記載した要領です。
 行く国やお住まいの県によっては、手順に違いの現れる箇所もあるかもしれません。

まず、「行こう!」と決めた日取りの、遅くとも2~3ヶ月前には、動き始めた方がよろしいと思います。
それは、「パスポート取得」までに時間が結構かかるのと、
ホテルの予約を確保するために早めに手続きをした方が良いのと、
航空会社によっては早期割引なんてものがあるため、です。

1:パスポートを取得する!

まずは、何より先にやっておかなくてはならないことです。
お住まいの県のパスポートセンターで手続きが出来ます。
(自分は初め東京のサンシャインビルのセンターで手続きをしようとしたら
住民登録の県と違うため、途中で追い返されてしまった…)

大概は平日の9時~17時くらいまでかな?
持って行くものは、住民票・戸籍抄(謄)本・身分証明書・印鑑、あたりでしょうか。
パスポート用写真や、官製はがき1枚も必要ですが、自分はパスポートセンターでそれらはまかなえました。

写真代、高かったです…2000何百円かかかったかな?
あと、申請書に色々と記入もしなくてはならない…
混雑したりもするため、結構時間の消費を考えておいた方がいいでしょう…。

それで、申請してその日すぐに作れるわけではありません。
何日か経った後、住まいの場所にセンターで提出した官製はがきが届くので、
それと旅券引換書を持ち(手続き時にセンターから渡される)、
何週間か後に再びパスポートセンターに赴き、パスポートを取得するのです。
その際、県の収入証紙など購入しなくてはならないので、その代金を払います。
結構それが高い。私は16000円しました。
でもそれで、晴れてパスポートが取得出来るわけです。

パスポート取得にかかったお金…20000円弱

2:旅行代理店からカタログを拝借してくる

行く場所を決めるため、まずはこれ、ですよね。
行く時期によっては、旅行の代金はエラく変動します。
繁忙期(春休みなど人が旅行に赴きそうな時期など)は特に高く、旅費を結構見積もらねばなりません。
自分の場合も繁忙期の旅行なので、かなり高い方でした。
(A(安)からL(高)くらいまでランクがあって、自分はKだったかな?)
ハワイ旅行、ホテルはBグレードのものですが、自分がかかった費用1人分をここに記しておきます。

パシフィックビーチホテル3泊5日…121000円
ノースウエスト航空利用価格…5000円

ノースウエスト2ヶ月早割…-10000円
トリプル割引(三人の旅行でこの割引が適用される)…-6000円
朝食クーポン1食分…1800円
便確約代金(何時の便に乗る、という指定するのにかかる)往路のみ…2000円
成田空港使用料…2040円
海外空港税…24250円
保険料…5000円
計…145090円


思ったより、しました。
実際代理店へ行って、カタログで想定していた以上の高い見積りになることに気づきました。

3:プランを決めたら旅行代理店へGO!

前述しましたが、ノースウエスト2ヶ月早割などもあるので、早め早めの契約が吉です。
自分が初め決めようとしたAグレードのホテルは2ヶ月前の時点ですでに一杯だったため、
宿泊ホテルを変更したほどです。(繁忙期という理由もあったのだろうけど)

現地で行うイベントものなどはオプションとして予約が出来ますが、
宿泊ホテルを予約する時点ではまだそこまで決めなくても大丈夫です。
契約内容を書き、大まかな見積りを出してもらって、今後の予定などを書類にまとめてもらって終了です。

思ったよりは早く終わった感じがしました。

4:金額確定&海外保険の手続き

一度代理店へ行ってから、次の手続きまで大分間が空きます

旅行一ヶ月くらい前になって、海外空港税がいくらかかるのか確定して請求書を見積もってもらったり、
パスポートのコピーを提出したり、海外保険の手続きのために再び代理店に足を運ぶ形になります。

自分は安めの保険を組んだのですが、それで5000円になりました。
必要事項を記入して、提出します。
このあたりで、まだの方はそろそろ旅行の準備&オプション(ツアーのイベント等)の予約
しておいた方が吉かと思います。

持って行く物は、場所によっても分かれるだろうけど

「スーツケースorバックパック」
「デイパック(街歩き用)orウエストポーチ」
「パスポート・パスポートのコピー(分散させて持っておくと良し)」
「衣類・下着等」
「腕時計(必須)」
「ビニール袋(濡れたものを入れたり使った下着等入れたり)」
「洗濯ばさみ(タオルや水着等干すのに使う)」
「航空券」
「現金」「クレジットカード(VISAが結構使える)」
「洗面道具・髭剃り等」
「水筒」
「ハンカチ・ティッシュ・タオル」
「医療品(正露丸やバンドエイド・頭痛薬等)」
「デジカメ」
「筆記用具」
「携帯電話(電話としては使わなくても計算機やアラーム等で使える)」
「南京錠(防犯用にスーツケースなどに使う)」
「雨具(必要な方は。代わりにウインドブレーカーを着て代用もアリか)」
「アーミーナイフ(機内は持ち込み禁止なので注意)」
「旅の英会話本(英語に自信のない方は)」


などでしょうか。

シャンプーやリンスなどのものは現地調達も可です。
場所によっては水着やサンダル・サングラス・方位磁石・懐中電灯・日焼け止め等も
必要になってくるでしょう。

自分は特に「腕時計」「デジカメ」「英会話本(百均で買った)」
「ウエストポーチ(デイパックだとちょっとかさばる)」
が重要に感じた旅でした。

お土産を入れることも考え、行く時はスーツケースの中は大分ゆとりをもって詰め込むのをお勧めします。

5:旅行1週間前…最終確認

自分達は旅行の1週間前くらいに、オプションツアーの予約や、当日成田空港まで一気に行く
「日暮里~成田空港」間のスカイライナーの切符を購入したりしました。
オプションの予約はつつがなく済みましたが、出来れば2週間前には予約しておいた方が安全でしょう。

これで大体準備の方は完了です。
ただ、直前になって必要なものに気づく場合もあるので、
持ち物はあらかじめ整えておいてチェックしておくことをお勧めします。

体調も直前になって崩したりしないように、万全を期して臨みましょう。

6:空港へ!!

当日、飛行機の搭乗時刻よりは大分早めに空港へ行きます。
自分は出発時刻が21時でしたが、空港に着く時刻が19時過ぎに設定されていたので、
17時過ぎにはもう空港へ向かい始めました。

成田空港駅に着いたら、早速パスポートを見せることになります。
空港内のマップは恐らく旅行代理店からもらったパンフレットの中に入っているかと思いますが、
中はかなり広く迷いがちなので注意しましょう。

搭乗手続きですが、
自分達は「第一ターミナル北ウイング(4階)」でまず旅行代理店のカウンターまで向かい、
そこで日程表を見せて航空券をもらいました。

そして指定の場所で持ち物の検査を受けます。
ライターなどの危険物はスキャンされる際に真っ先に引っかかります。
そして機内に持ち込む手荷物・向こうに預ける航空手荷物(スーツケース等)に分けて、
航空手荷物の方はナビゲーションの機械でチラッと手続きした後、預けてしまいます。

そしてその後パスポートと航空券を見せて、搭乗券をもらいます。
カッターなど機内には持ち込めないので、そういうものはスーツケースの中に入れてしまいます。
(注)スーツケースを預ける際、複数のカウンターで手続きを行っていますが、
グループの場合は同じ列に並ばないと、別々の手続きになってしまい
席がバラバラになってしまいますのでご注意を!!


次に、セキュリティチェックです。
機内持ち込みの手荷物にもスキャンをかけ、そして自分自身もゲートを潜って安全確認をされます。
ベルトや財布、携帯、鍵等も取り出してケースの中に入れないと、引っかかったりしてしまうのでご注意!
ペットボトルやカッターなどのものは持ち込むことが出来ません。

そして(場合によっては税関手続きと)出国審査です。
パスポートと搭乗券を見せて、パスポートにポンと出国印が押されます。

これで晴れて、日本から旅立てることになります。

ここに来るまでに4回くらいパスポートを見せたでしょうか…
出発時刻まで時間があるようなら、
出国審査をした後にある免税店などで買い物や、食事をすることが出来ます。
免税店においてあるペットボトル等なら、向こうが用意したものなので機内に持ち込むことも出来ます。
まあ機内ではある程度時間が経ったら機内食が出てきますが…

そして自分の乗る飛行機のゲートの方へ向かい、出発時間の30分前にはもう機内に入ることが出来ます。
ここで最後のチェック、係の人に搭乗券を見せて、そして機内へ突入…です。

これで、飛行機が無事飛び立てば、世界へ羽ばたき、
日本では得られないものを得て帰ってこれることでしょう。
買い物や食事の際に使うような、基本的な英語は出来た方が吉です。
あと向こうでは体調を崩しがちになったりもしますので、充分気をつけましょう。


Have a nice trip、よき旅を…!

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